行政書士に独学は通用するのか、しないのか??? 

行政書士の年収に関するうわさや口コミが拡散しているため、行政書士のことを知らなかった人たちでも、自然と行政書士に目を向けるようになっていますね。

そうした行政書士の新たな志望者が、独学で勉強しようとすることがあります。独学することにコストパフォーマンス上のメリットを感じることが多いからでしょう。費用も最小限に抑えることができます。それに好きな時間に好きなペースで勉強できることになりますから。

それでは行政書士試験に独学で合格しようとすることは、どれくらい有望なことでしょうか。
行政書士の合格率は、あまり高いわけではありません。この1~2年で若干甘めになっていますが、数年後にまた引き締めに向かうものとみられています。毎年、数パーセントくらいの合格者が出ていますが、その数パーセントに占める独学者の比率は、かなり少なめだろうと見積もる意見が多いです。正確な統計が行われていないため、実態は不明ですが、独学者は、毎年の合格者の間では少数派だろうという結論になるのです。

実際に、独学しようとした受験者の意見を集めると次のような意見が顕著ですね。
「わからないことが多くて、たちどまることばかりだった」
「ひとりでやっていると、何が正しくて何が正しくないのかはっきりしなくて困る」
「部屋でテキストを読んでいても、だんだんと飽きて違うことをやりたくなる」
独学には、コスト面でのメリットはありますが、それを超えそうな勢いのデメリットがこのようにあれこれと出てくるわけです。

※行政手続きや、法律の勉強をした経験がある人や、行政関係や法律関係の仕事をした経験がある人だったら、独学でもやっていけるチャンスはあるでしょう。しかし、「大学の法学部出身である」くらいの経験では、行政書士の独学の難しさはなかなか越えられないようです。

独学を試しにやってみることは、かまわないかもしれませんね。しかし、「試験まで10ヶ月くらいある」「10日か2週間くらいを、お試し期間にして、その間にめどがつかなかったらきっぱりとあきらめる」くらいの条件でやったほうが無難でしょう。



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