行政書士業務における主要3分野

行政書士は、多岐にわたる業務に携わることのできる資格ですが、その中から取り扱う業務を敢えて絞り込むのが、営業上のセオリーです。なぜなら、この世界では「何でもできる」というのは「何にもできない」と同じこと。何かひとつ得意分野を持った行政書士の方が売り込みがしやすいですし、またお客さんからの信頼も得やすいからです。

多岐にわたる業務の中で何を専門にするかについては、基本的には自分がやりたいことでかまいません。ただし、その分野があまりにもニッチに過ぎると、十分な仕事を確保することが難しくなってきますので、ある程度の幅を持たせることは必要です。このページでは参考までに、3つの業務分野についてご紹介したいと思います。

①「許認可」分野
会社の許認可関係を請け負う仕事で、行政書士におけるメイン業務のひとつと言えます。許認可の仕事の最大のお得意先は建設業ですが、その他にも、運輸・交通系の許認可や、産廃処理関連の許認可などもあります。いずれも高い専門性と深い業界知識が求められるため、許認可分野の中でもさらに業界を絞って活動している行政書士も大勢います。

②「会社設立」分野
会社設立の手続きは、行政書士の資格を持たない一般の人でも行うことができます。すなわち、それほど高い専門性が求められるわけではありませんので、単価については総じて低い傾向にあります。 そんな会社設立分野で成功するためには、ある程度の数をこなすことと、あとは会社設立後の融資申請や許認可申請といった業務にまで、仕事の幅を広げることが求められます。

③「在留許可」分野
許認可と会社設立は法人相手の仕事ですが、こちらは主に個人相手の仕事。しかも対象が外国人に限定されるため、人の少ない田舎では成り立ちにくく、開業場所は都心、または外国人労働者の多い地方都市に限定されます。 一見するとニーズが限られているように思えますが、最近では、IT企業を中心に外国人労働者を雇う会社も増えており、行政書士のビジネスとしては意外と狙い目だったりします。



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