開業する「場所」について考えてみよう!

前のページでご紹介した「(1ヶ月の生活費+1ヶ月の事務所運営費)×軌道に乗せるまでの期間」という計算式によって、あなたにとって必要な開業資金を算出し、その金額が準備できたなら、もう何の心配もありません。あとは開業するだけです。 と言いたいところですが、開業前に入念に検討しておきたいことがもうひとつあります。それは「どこに事務所を構えるべきか」という、開業場所の問題です。

事務所選びと、皆さんも経験があるであろうお部屋探しは根本的にまったく異なるものです。開業場所を決めるということは、その後の営業方針をも決めることを意味しますので、それだけ慎重な検討が求められます。

行政書士の仕事における営業とは、人に会うことに他なりません。つまり、行政所事務所を人の多い「都心」で開業するのか、それとも人の少ない「地方」で開業するかによって、その営業方針も180度異なってくるということです。

まずは、都心で開業した場合と、地方で開業した場合それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

都心で開業した場合のメリットとしてはやはり何と言っても、人(潜在顧客)が多いことが挙げられます。 ただし、そのぶん行政書士(ライバル)の数も多く、結果として価格競争によってお客さんを奪い合うことになります。これが都心で開業した場合のデメリットです。

一方、地方で開業した場合には、確かに人(潜在顧客)は少ない高単価で仕事を請け負うことができます。

このように、都心で開業した場合、地方で開業した場合それぞれにメリット・デメリットがありますので、どちらで開業するのが望ましいということは一概には言えません。 自身が得意とする営業スタイルを踏まえたうえで、それが活かせる立地を開業場所として選ぶのが正解と言えるでしょう。



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