まずは、行政書士の資格を取ろう!

このサイトの前半では、行政書士の年収や働き方についてご紹介してきたわけですが、ここまで読んでくださった皆さんというのはおそらく、そうした年収や働き方の実態を踏まえたうえでなお、「行政書士を目指そう!」という意志が固い方のはず。 そこで、ここからは「開業ガイダンス」と題して、皆さんが行政書士として開業するにあたってのより実際的かつ具体的なお話をさせていただきたいと思います。

医師に医師免許が必要なのと同じように、行政書士も、開業するにあたっては行政書士のライセンス(資格)が必要です。このライセンスを取るためにはいくつかの方法があるのですが、その中でもっとも一般的なのは、年に1回、具体的には11月の第2日曜日に実施される行政書士試験を受験して、それに合格するという方法です。

行政書士試験には、いわゆる受験資格はありません。ですので、年齢・学歴・職歴等を問わず誰でも自由に受験することができます。 このように門戸を広く開いて受験生を迎えてくれる行政書士試験ではありますが、合格できるのは全受験生のうち7~8%程度。つまり行政書士試験というのは、入口は広いけれど出口は非常に狭い試験とも言えるのです。

行政書士になるためには、この行政書士試験に合格するというのが、言わば正規のルートなのですが、実は別ルートも存在します。もちろん「別ルート」とは言っても、あまり知られていないだけで、こちらも正規に認められたルートですので、その点はどうかご安心ください。

さて、その「別ルート」というのは、他資格経由で行政書士資格を取得するというものです。具体的には、①弁護士、②弁理士、③公認会計士、④税理士のうちいずれかの資格を取得することで、無試験で行政書士資格も取得することができます。

いずれの資格試験も、行政書士試験以上に高難易度のものですが、しかし試験の難易度の感じ方には個人差(相性)があります。たとえば暗記は苦手だけど計算は得意という受験生などは、税理士経由で行政書士資格の取得を目指すというのもひとつの手でしょう。

ちなみに、役所等で行政事務に17~20年間携わることでも行政書士資格を取得することができます。あまりにも時間がかかるため万人におすすめというわけにはいきませんが、今現在役所等にお勤めの方は選択肢のひとつとして考慮に入れても良いかもしれません。



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